デザイナーの山口絵理子です。 作っている時のインスピレーションの原点やこだわりを ご紹介いたします。
原料は、インドで生まれたリサイクルコットン。
このデニムには「リサイクルのコットン」を使っています。
アパレルの生産地であるインドには、世界中からバイヤーがやってきます。そのために廃棄する切れ端や綿自体も多く発生します。
それらを回収するルートをもっているのがインドのすごいところ。
回収されたコットンを再度布にするプロセスを経て、このデニムが作られました。
輪廻転生から、言葉をとり「リンネ」シリーズと名づけています。
そんな新しい生地で、ハーフパンツを作りました。
ゆったりとしたシルエットですが、リラックスしすぎない「ちょうど良さ」を追求しました。
ウエストは総ゴムではなく、フロントジップで、ベルトもきちんと合わせられるループがついています。
ちょうどいい抜け感を丈の長さで表現。
春夏コレクションでは、ハーフパンツが3種類。
150DTという素材とこちらのデニムの素材です。
どちらも、私らしい丈感だ、と自信をもってお伝えできます。
実は、これまで私はハーフパンツを履こうなんて思っても見なかったんです。
なぜなら世の中のハーフパンツは膝が出る若すぎるタイプか、ハーフパンツと言いつつもクロップドパンツになるか、のいずれかだったから。今回はあえて、そんな私でも履きたくなるハーフパンツをかたちにしました。
女性が履くと、ふくらはぎの真ん中くらい。
男性が履くと、膝の下あたり。そのちょうどいい長さを見つけました。
ほぼストレートで、ストンとしたシルエットですが、太ももの部分にはゆとりがたっぷり。
とくに暑い季節になると、こういうゆとりのあるパンツを履きたくなりませんか?
幅広カフスで
ボトムスのスタイリングに個性を。
私の個性になっている幅の広いカフスは、ハーフパンツでも大活躍。
デニムの生地って、裏面も面白い表情があって、からどうしても見せたくなるのです。
幅広カフスがあることで、このパンツの個性が際立って見えます。
サイドには表地を見せでタテのラインを見せ、「キリリ」感を失わず、カジュアルダウンさせないこだわりも。
Rinne Half Pants Recycled Denim
リンネ ハーフ パンツ リサイクル デニム
¥26,400(税込)
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